2月4日 辞書なしで超速読月刊英語ニュースです。
★★★だから英語で読むことが必要なのです。★★★
今回のヨルダンのパイロットがガソリンで生きたまま火を付けて焼くという悪魔も驚くほどの方法で殺害されていたことを受けて、日本のメディアは、おおよそこう伝えています。
ヨルダンは、報復として女死刑囚を即刻死刑を実行して、報復を図る・・
と
もちろん、間違っていません。その通りです。
その通りですが、何かが足りません。
そうです。ヨルダンがどれほど怒っているのかの尺度がありません。
英語ニュースを見ると、こうあります。
Jordan vowed a "strong, earth-shaking and decisive" response /to Islamic State's grisly murder of a Jordanian pilot
ヨルダンは、強力で、大地をも揺らすほどの断固たる報復を誓った/
パイロットを残虐に殺害したISISに対して
いかがですか?
英語を読めば、ヨルダンの怒りがどれほどのものか一発で分かります。
英文和訳のようにただ単に翻訳した日本記事だけでは、決して知ることの
できないことです。
日本のメディアの日本語の記事からだけでなく、英語の原文で読むことは
世界的視野を身につけるために絶対に必要なことです。
日本は、平和国家で有り、今回の2人の人質が殺害されても、8500キロ離れた所であった事件とか、自己責任とかで何かしら他人事のように思われているように思えます。
しかし、世界の国々、特に中東の国々では、日本とは全くとらえ方が違っています。
そういった状況で事件を伝える海外のジャーナリストや通信社、メディアは
どう捉えているのかを見ることは、日本人には絶対必要です。
海外で事件が起こるたびに、日本人の専門家が出てきて、ああでもない、こうでもないと主張しています。
もちろん、それは事件を深く知ることに必要なことです。
しかし、日本語のニュースに英語の原文が付いていたらどうでしょうか?
その事件をもっと深く、もっと詳しく、もっと感情的に知ることができます。
辞書なしで超速読月刊英語ニュースは、世界の出来事のニュースを
原文を付けて翻訳しています。
それによって、上記の例文にあるように、英語で理解できるのです。
パイロットをこの上もない残虐な方法で殺害されたヨルダンの怒りが
英語で伝わってくるのです。
「・・ヨルダンは、女死刑囚を直ぐにでも処刑して、報復を検討するということである・」とさらりと伝える日本語の記事と
"Jordan vowed a "strong, earth-shaking and decisive" response to Islamic State."
earth-shaking 地球をも揺り動かす(地震じゃありませんよ)
この怒りの度合いが分かると思います。
おまけに "vow" ただ単に報復をするではなく、「誓う」んです。
本書のすべての英語ニュース記事は、このように読むことができます。
辞書なしで読むとなっていますが、earth-shaking や vow
は辞書を引いても良いと思います。それも勉強です。
本書はここにその存在価値を置いています。
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では、また。
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