2015年12月12日土曜日

イエメン戦争で工場も雇用も壊滅

こんにちは。

12月12日土曜日です。

さて、皆さんはイエメンという国をご存じだと思いますが、内戦で悲惨な状態になっています。世界はテロ事件に目を奪われ、また報道機関もイエメンについてはほとんど触れていません。というか、触れる事ができないほど世界ではISのテロに忙殺されています。

国でもないたった数万人のテロリスト集団に過ぎない彼らに、数十万、いや、数百万の兵士、天下のアメリカとロシアまで巻き込んでも、いな世界中を敵に回してもびくともしない恐るべきISのテロリスト集団。

同盟国が大義名分の下に爆撃を繰り返す。それによって、たとえば、イエメンでは、戦争に関係のない人々まで生活を破壊され、途方に暮れています。

戦争によって破壊された罪のない市民は、生きるために、お金を稼ぐために、家族を養うために、その就職先?がたとえIS過激派のテロリストの一員になろうが、彼らは働かなければなりません。

爆撃や戦闘で善良な一般市民を巻き込み、彼らの生活を破綻させる限り、彼らは生き延びるためにISを含めたテロリスト集団に参加することもあるでしょう。従ってISは絶対に滅びないでしょう。

以下の記事は本日の記事から抜粋したものです。


ほんの一部ですが、これを見る限り、ISの強さがお分かりになると思います。

---ここから---

【Business&Economy 12. Factories, Jobs Destroyed in Yemen War  イエメン戦争で工場も雇用も壊滅】 より抜粋

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Observers say オブザーバーは話している increasing unemployment in Yemen is aggravating an already dire situation イエメンで増加する失業はすでに悲惨な状況をさらに悪化されている and some former workers are now willing to fight in the war 若干の前従業員たちは現在、戦争で戦おうとしてしている for enough money just to eat. 食べていくために十分なお金を稼ぐために 


The bombing left thousands of workers suddenly unemployed, 爆撃は数千人の労働者を突然失業に追いやった and many have been living hand to mouth そして多くの人たちはその日暮らして生きている since then. それ以来


Working 'for whoever will pay'  相手が誰であっても給料を支払ってくれる人のために働く


"When there is no work, 仕事がないときは the people are forced to work for anyone, 人々は余儀なく誰かのために働かなければなりません even if it's just for food," たとえそれがただ食べ物のためであるとしても」al-Sewary explains. アルセワリさんは説明する "Nowadays 最近ではpeople are waiting near the battlefronts. 人々は戦線の近くで待機していますThey want to eat 彼らは食べたいのですand the fighters have money. 戦闘員はお金になります Workers will now risk their lives for whoever will pay." 労働者たちは今、給料を払ってくれる人のために彼らの命を危険にさらしているのです」
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一旦、過激派に参加すれば、給料が手に入り、家族を食べさせることができるといいます。しかし、一体、何人の元善良な市民が戦闘で前線に立たされ、あるいは体に爆弾を巻いて自爆させられるのでしょうか。残された家族はどうなるのでしょうか。

こういった出来事は日本のメディアではほとんど報道されていないようです。

なお、本記事は全文で1月号に収録される予定です。

では、また。

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