ブログをご覧の皆様、今日は。
さて、昨日の英文記事はいかがだったでしょうか?
この記事を、「誰が、何を、どのようにして、結果どうなった、その原因は何だった」と把握すれば私のメルマガを購読する必要はありません。
ただし、5分以内ですが。これを10分以上もかかるようだと、1日に最低でも10-20記事を読む時事英語では遅すぎます。日本の新聞の1記事を10分もかけて読む人はまずいないでしょう。5分でも遅いですね。まあ、時事英語の場合は、5分程度が普通です。
また、世界の出来事を知るわけですから、1日に最低でも10記事上は必須です。
関係代名詞、whichとthatのどう違う、前置詞,in,on,toはこう使う、過去形、現在形、未来形・・・・
こんなこと知って、この時事英語分のどこで使うのでしょうか?
また、which,that,in,on,toに目をやって、あっ、これはこう使うのか・・なんてやっていたら、1日10記事どころか、1記事すら読めません。
そうです。学校や塾で習う英文は単発的なもので、やれば終わりです。
時事英語は違います。時事英語は1つの終わりのない物語です。
今日のアルカイダに関する記事も1つのストーリーで、続きがあります。つまり新しい発展です。
だから、時事英語は、学校英語より遥かに面白いのです。
おまけに時事英語にストーリーは、日本のメディアでも報道してくれるものもあります。
従って、時事英語は、例えば、ウクライナ問題の関する記事でも、少なくともかなりの事前知識がもう頭の中に入っています。
つまり、時事英語は、1つの文章を全体から判断して読み進めていきます。だから、前置詞のon,in,toなどは全体から判断して意味を考えるので自然に意味が分かってきます。
時事英語は、英文法の学習の場ではありません。はっきりいってそんなものはどうでもいいんです。
また、学校の英文和訳のように、きちんとした日本語に書き出す必要もありません。また、辞書を引いて単語を覚えるなどという半世紀前のことを今やる必要はありません。
そもそも最新の辞書でもせいぜい1年前の単語が最新ですから、そんな辞書は、時事英語では使い物なりません。
それは、今現在の記事から覚えるものです。私のメルマガのようにです。
皆さんが、今日の朝刊のニュースを読む感覚で、英語ニュースを読むことができるようになるのが私のメルマガです。
そのためには、ある程度の最新時事英語の用語を覚えるまで、辞書なしで読むトレーニンが必要なのです。
2千個程度の今年の世界の出来事の単語や表現を覚えて、日本のテレビ、新聞などの報道も見ていれば、関連英語ニュースなら辞書は不要です。事前の知識を駆使して内容を把握することができます。
私のメルマガは、超最新、つまり、基本は現地時間の昨日、一昨日の出来事、または当日の出来事を、購読者様にお届けしています。
理由はただ1つ、日本のテレビや新聞での報道と非並行させるためです。そうすれば、あっ、あの英語ニュースにあった出来事だと重ねてご覧になることができるからです。まあ、すべての英語ニュースが日本で報道されるわけではありませんが。
最近では、ウクライナ問題や、ボコハラムの少女誘拐事件は日本でも報道されています。私のメルがでも積極的に取り上げています。
それでは、昨日の英語ニュースは、以下のように私が、報道同時通訳で磨いた独特の翻訳術で訳した日本語で購読者様に今朝配信しました。
皆様には一部のみの紹介になります。全部紹介すると、有料の購読者様に失礼になりますので、ご了承ください。
どうしても、最後まで読みたい方は、月額たった500円で毎日しっかり読んでいただけますが・・。
---ここから---
おはようございます。
5月14日号です。
今日は、比較的短い記事を2つお届けします。
Headline 1は、シリアの反政府軍、過激派、アルカイダなどが入り混じった混乱に関する記事ですが、各フレーズの「誰」「何をした」をしっかり把握しないと訳が分からなくなります。日頃、お時間があれば新聞の国際欄をご覧になっておくと役に立つことがあります。
Headline 2は南極の氷山の溶解に関する記事です。世界的に紛争が活発化している中で、こんな現象が進んでいます。科学者の警告はまだまだ世界の政治家には届いていないようです。ビデオを2つ用意しています。
Headline 1
Al-Qaida Splinter Group Moves to Take Eastern Syrian City
アルカイダの分派がシリアの都市を奪回するために移動
May 11, 2014
BEIRUT, LEBANON ベイルート、レバノン
An al-Qaida splinter group アルカイダの分派が has wrested control of key parts of the eastern Syrian province of Deir al-Zor シリア東部のデリゾールの中心地域の支配権を奪い取ったということだ from other rebel groups, 他の反乱組織から
activists said on Sunday,11日、活動家によれば worsening infighting that has handicapped the insurgency against President Bashar al-Assad. アサド大統領に対して過激派を不利な立場に置いた内戦が悪化しているという
More than 100,000 civilians have fled the province 10万人以上の市民が当該行政区から避難しているという following weeks of intense clashes between Islamist insurgents, イスラム過激派同士の何週間にも及び激しい衝突の結果
the anti- Assad Syrian Observatory for Human Rights monitoring group said.人権監視グループの反アサドシリア監察官はこのように話した
Civilians in Deir al-Zor デリゾールの住民は lived through more than two years of fighting 2年以上の戦闘が続いている状況下で暮らしている between opposition fighters and the government. 反乱過激派と政府軍の間の
Now they are dealing with a second wave of internecine war 今、住民たちは大激戦の2回目の波に懸命に対処しているという that has devastated parts of the country この激戦がシリアの一部地域を壊滅させているのだ that the opposition considers ``liberated'' from Assad's forces. その地区は反政府軍が、アサド軍から解放されたと見なしているところでもあるという
The Islamic State in ※Iraq and the Levant (ISIL)イラク・レバントのイスラム国は which started as an offshoot of al-Qaida in Iraq イラクのアルカイダの分派として出発しているbut has since been disowned,その後彼らはアルカイダから縁を切られているが took neighborhoods of Deir al-Zor city from the Nusra Front, ヌスラ戦線からデリゾール市の近辺の地域を掌握したということだ Syria's official al-Qaida , シリアの正式なアルカイダ関連グループである this weekend,今週に according to the Observatory.監視員の話だが
(※用語1.Iraq and the Levant (ISIL):シリア内戦に反体制派として参戦している国際テロ組織アルカーイダ系の武装勢力「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)。ISILは反体制派勢力の対立が深まり、戦闘が激化している。一方でISILは4日までに、政治混乱が続くイラクで中部の要衝ファルージャを掌握した。シリアとイラクにまたがって活動するISILの存在は地域の不安定要因となっている)
(以下略)
記事から覚える重要単語・表現
●splinter 分派
●wrest control 支配権を奪い取る
●infighting 内紛、内戦
●following week 翌週
●Human Rights monitoring group 人権監視団体
●internecine war 大激戦
●consider ・・とみなす、・・と考え
●crackdown 取り締まり
(以下略)
---ここまで---
いかがですか?
そうです。アルカイダの分派の過激派が、こうして、こうなっている、原因はこうで、今後はこうなるようだ・・」とわかれば問題なし。英語ニュースは立派に読んでいます。
時事英語って、まあこんなもんです。くだらないしがらみ(つまり、読むたびに、関係代名詞がどうだの、前置詞がどうだの、時制がどうだの・・「しがらみばかりの侘しい英語学習)のない自由な英語を楽しめます。
そうです。私のメルマガでは哀れなしがらみは100%ありません。自由です。大空を飛ぶ鳥のように。
ところで、ISILという用語は、おそらく現在発行されている紙のどんな辞書にも載っていないと思います。
しかし、私のメルマガは、検索テクニックを駆使してきちんと調べ上げて記事に付け足しています。
これだけでも、かなりの数の用語が覚えられます。
また、記事から覚える・・・は平均で毎記事15-20の単語。・表現を抜粋しています。これで2ヶ月で軽く1000語は超えます。
辞書からではありません、「記事」から覚えるのです。
これだけのことを施して毎週月から金まで5回、その内2日はその日の記事をその日に届けていますので合計で月に25回以上の配信、記事数は30を超えています。
これで、月額500円です。それも読んだあとに払う後払いです。
500円の投資すらためらう方は、失礼ですが私のブログを読んでも無駄だと思います。なぜなら、本気で時事英語をマスターしたいとは思っておられないからです。正直、他の無料の英語ブログで趣味として英語を楽まれることを強くお勧めします。
もし、本気なら、必ず続き(つまり全文)を読みたい気持ちが高まってくるからです。高まらなくてこれでもいいやって方に書いているわけではないので。
この世のどこかにいらっしゃるたった一人の購読者様を見つけるために書いています。その購読者候補はこんな素晴らしいメルマガがあるなんでご存知ないでしょうから。
この世で他にこれほどまでのメルマガがあったら、私も購読したいです。あるはずがありません。
1000人の無料ブログ・メルマガ愛好者より、たった1人でも真剣に時事英語を読みたい方に読んでいただければ書いた意義があります。
ブログは書いていますが、訪問者数などどうでもいいと思っています。1万人の訪問者より、たったお一人でもこの文章を読んで購読してくださる方がいることを心から願っています。
ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿